こんにちは、クリーニング見習いMです。
今回は、ジャケットの仕上げについてのこだわりを紹介します。
機械仕上げでは手の届かない4ヶ所を重要なポイントと考えています。
1点1点をていねいに手仕上げをしています。
1.腕
よく折り曲げをするひじ部分は、横ジワが残ってしまいがちです。
しっかりとアイロンを当てることで、横ジワを伸ばします。
2.前身頃・後ろ身頃
ボタン部分や裾部分は手で触れることが多く、生地が波打ってしまいます。
着席時に後ろ身頃をお尻で踏んでしまい、シワくちゃになってることもあると思います。
アイロンを当てることで、正面・背面ともにきれいに仕上げております。
3.前立て
何日も着ると、着崩れによって生地が波打ってしまうことも多くあります。
「ビシッと」かつ「柔らかく」アイロンを当て、シワを伸ばすとともに
体のラインに合うように、1着ずつていねいに仕上げていきます。
4.裏地
他人からは決して目の届くところではありません。
しかし、お客さまがジャケットを着るときには必ず目に入ります。
お客さまがジャケットを羽織る瞬間に満足していただけるよう、
裏地にもしっかりとアイロンを当てます。
大切にしているジャケットは、当店の手仕上げクリーニングをお試しください。